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CiG 1st ALBUM「ALWAYS RISING AFTER A FALL」発売に伴い行われたインタビュー 、Vol.2はyasumi(Gt), youdie(Dr), hide(Gt)のインタビューを公開!!
江頭：じゃあ乾杯！ヤスミとはもう何年になるかな？
ヤスミ：ヨシヒロさん(CiG Ba)と同じ時期だから、、、前身バンドの頃の、、、
江頭：NOT A NAME SOLDIERSやね。
ヤスミ：まあ、あのバンドがなかったら出会ってなかったもんね。KiMとのキッカケはあの時代だったし、オレの中では忘れられない時間なのも間違いない！まぁー良いか悪いかは置いといて、別れちゃったからね。
ヨシヒロ：横から言っちゃうけど終わった途端に「いい思い出が、悪い思い出になっちゃった」って事かなぁー。終わり方が悪かった(苦笑)
江頭：って、酔うとセイジ(FOU岡崎支部長兼CiGマネージャー)が口癖の様に言うねんなあ〜
一同笑
ヤスミ：でもこの出会いは個人的にも感謝してます。
江頭：解散してそれから少し空いてCiGと対バンしたのがG-SIDE。その時両サイドでヤスミとヨシヒロが弾いてるのを観て、めちゃくちゃ上がったもんなぁ。
ヤスミ：あの時は3、4年振りぐらいのライブで、あの時にエガちゃんが「やっぱいいね！」って言ってくれたのが今でも忘れられない！
江頭：やっぱり対バンするなら強いヤツとやりたいから、2人がステージに立ってるのを見て嬉しくてね。勝つか負けるかじゃあないって鉄平先生(FIVE NO RISK Vo)は言わはるけど、やっぱり俺は勝負やと思うし。
ヤスミ：NOT A NAME SOLDIERSをやってる時は、あんまり自信が無かった。だからG-SIDEでの一言で俺は求められてるんだって実感したんだよね。凄ぇバンドマンで良かったって純粋に思った。
江頭：俺はヤスミのステージを初めて見た時に、歳下やのに自分確立して凄い奴がいるなあって思ってたから。
ヤスミ：先輩らにSTRIKE OUTやTOMMOROW、MANIAC HIGH SENCE、上の世代が凄すぎてコンプレックスを抱いた世代なんですよ。あの人達とバンドを演ってる事自体が奇跡だったから。でもそう思ってもらえてたのは幸せですね。結局エガちゃんの言葉と僕の思ってた事の、答え合わせがG-SIDEでの対バンだったのかなと。
江頭：久しぶりに対バンやねえーぐらいの軽いノリのライブやったんやけどね！
ヤスミ：鉄平先生もCiGになってから大阪で一緒に演った時に、「おかえり」って言ってくれたんですよね。そういう何気ない一言が僕のバンドマン人生を救ってもらってますね。
江頭：ヤスミは悔しいけどカッコいいねんな。ヒデ(CiG Gu)との対比もあって。
ヤスミ：ヒデがなんか格好悪いみたいな言い方やんね？
江頭：別にヒデとのスタイルの違いを説明しようとしたのに、勝手に悪い方に捉えただけやん！
一同笑
江頭：じゃあアルバムの話になるけど、16曲全て作曲に関しては携わってるやろうけど大変やったんちゃう？
ヤスミ：このバンドって、みんながアイデアを出すから二転三転する事はあるんだけど、いい方向で曲に反映されてますね。けれど、、、ヒデ(CiG Gu)の曲だけはワンリフだけ取り入れるぐらいの感じだったかな。
一同笑
ヤスミ：まあでもみんな個性があるから、それをうまく融合してるアルバムになってる。
江頭：ヨシヒロも他のメンバーも言ってたけど、拘りはあるけど、しがらみがないって事よね。
ヤスミ：言いたい事をメンバー皆んなで言い合って、出来上がった音ですもんね。いいアルバムになりました！
江頭：じゃあヤスミがこのアルバムで、1番苦労した曲は？
ヤスミ：今回ギターソロを無理に頑張ったもんで苦労しましたね(苦笑)メンバーの中ではラブソングって言ってる曲があって15曲目の「E.V.O.L.D.A.M」(逆から読むとMADLOVE)この曲は俺の新境地です。この曲のイントロはヒデが持ってきてくれたんですけど、曲のコンセプトは決まってただけに、これは泣かせるソロを弾かないとダメでしょって事でかなり苦労しました。
江頭：うちもオリジナルアルバムを今年出すんやけど、泣きのメロディって所でもJJ(KiM Gu)にはヤスミと対決させたいね！ギターソロは歌よりも歌になる時がある。言葉がない分、自由に言葉や感情が入る。情景の見える歌詞と一緒で、歌になってるギターって皆んながそれぞれの言葉や感情が入るねんな。
ヤスミ：そう思っていただけるとギターリスト冥利につきます(照笑)
江頭：素晴らしいで御座います。元ネタがヒデって所は引っかかるけど
一同笑
江頭：じゃあ好きな曲はどれになるの？
ヤスミ：7曲目「City In God」ですかね。
江頭：C、I、G ってCiGになってる曲やね！
ヤスミ：タイトルは後付けなんですけど、曲を増やそうぜってタイミングで、今までと違うタイプの曲を考えてた時に狙って創った曲です。
江頭：ギタリストとして持ちネタ以外のアプローチの曲って事やね。
ヤスミ：メインリフは俺が持ってきて、構成は皆んなで考えながらって形ですね。愉んでどんどんいい方向に進んで完成した曲。
江頭：音源の仕上がりもいいし、ソロの曲含めヤスミがライブでどうやるのか、やれるのか楽しみやわ。
ヤスミ：ハードルあげないで下さいよ(苦笑)
江頭：若い時とは違う、年相応の味ってのが出てくるし勢いだけでない部分を出せるようになってくる訳やしね。20代の時にこの15曲目のソロができたかっていうと、できひんと思うしね。
ヤスミ：確かに弾くだけなら多分、弾けるんだろうけど。弱くなった部分、それでも強く出せる部分、表現の豊かさは確実に今の方が上ですから。若い時はそういうものを求めてなかったのもありますけど。
江頭：俺もそうなんやけど、弱くなった部分も認めた上で、バンドマンとしてちょっとずつ成長してるんかもね。人間としては成長してないかもしれないけど。
一同笑
ヤスミ：最期まで勢いだけで突っ走って逝けるなんてレミーぐらいなもんで。今40歳越えて年相応の味も出せたらなと。失った時、気付き得れるものもある。それがこのアルバムには詰まってます！
江頭：行きの車中で、この15曲目のソロを聴きながら味わいながら向かってきたよ。ヒデが弾いてるんではないやろうなぁーって思いながら。
ヤスミ：でもあのソロをヒデが弾いてたら、俺はめちゃ興奮する。ヒデやるじゃんって！
一同笑
youdie(Dr)インタビューに続く
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