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江頭:今回のSPLIT、THRHを意識した部分ってあった?

KZK:全くないですね。勝ち負けとかの意識も無いですし、兎に角今の自分達にできる最強の曲を、提供しないと駄目やと思ってました。それしか考えてなかったです。

江頭:テツヤも同じ事を言うてた。お互いそれを出し合えばってね!

KZK:話をいただいた時に、コレはいい作品が出来上がるって「何か」確信みたいな物がありましたし、結果いい作品になったと思います。

江頭:ちょっとメンバーの話に戻るけど、KAZ8(TIGER Ba)がメンバーに居るのが面白くてさ。あいつ、京都の大学でGATTACA(西院ライブハウス)でも会ってたし、KiMのライブにも遊びに来てくれて、喋る機会もあったしね。

KZK:彼はちゃんと足を運びますし、人との繋がりを大切にしてますよね。しっかりしてますし。

江頭:まあ、そしてキャラがいい!嫌って言うヤツ探す方が難しい。

KZK:KAZ8とは昔から付き合いあるんですけど、昔の写真をスタジオで見てて、彼が16歳ぐらいでしたから。今と見比べて、老けたなあーって笑ってましたね!

江頭:KAZ8が入る前から、TIGERは好きやったから。以前に内藤君(ex.TIGER Gu/B.D.UNION Gu)がメンバーに居たのも繋がる要因にはなったわ。その時期はもうM.S.Kは無くなってTIGERになってたかな?

KZK:そうですね!もうTIGERになってました。

江頭:TIGERのライブをガッツリ観てこういうライブするバンドって分かったのは、内藤君がいた時やねんな。TIGER自体は知ってたけど、対バンする機会も無かったからね。

KZK:今でもアメ村のBARに飲みに行ったら、すっごいチャラい帽子の被り方で、バーカウンターの奥で飲んでるんですよ。内藤君、変わってないでしょ(笑)

江頭:変わってないなぁ〜(笑)

KZK:MASASHIともよく話んですけど、内藤君はチャラい部分もあるんですけど、その反面しっかりされていて、メンバーとして一緒にやってた時期に、言葉だけじゃなく教わった事も多くて。ライブパフォーマンスや人との繋がり方、色々気付かせてもらいました。

江頭:何ヶ所か対バンした中で、仙台でのライブが一緒の時があったやろ。その時、内藤君と打ち上げで話してたんやけど、ここのバンド(TIGER)が、これからの先に進んで行くんやって。自分ではなく、アイツらがこの先の大阪ハードコア創って行くんやって言うてたな。普段はエロい話ばっかりやけど、その合間10分ぐらいそんな話してたわ。またすぐエロい話しに戻ったけど(笑)

KZK:嬉しいです。内藤君、この対談が何年後かにあるのを予見してたのかもしれないですね(笑)

江頭:見えてたのかもね!あの時、大阪は1つのムーブメントが終わって色んな交流が増える中、新たなバンドにとってもチャンスが増える訳やん。各バンド活動内容も変わるし、解散するバンドもあった。その中でチカラを付けたバンドが残っていく。その中で残っていくと思うバンドがTIGERやったんやろね!

KZK:あの時期に、内藤君が言ってくれてた事が理解できてなかったんですけど、当時の内藤君と同じ年齢になって今、あの時内藤君が言ってた事が理解できる様になりましたね。改めてスゴいサポートしてくれてたんだと実感します。

江頭:それが実感できるのも、TIGERがいま在るから振り返れる話やし、大阪のシーンでしっかり生き残ってる訳やから。実際TIGERが解散してたら、内藤君は、何カッコ付けて言ってたって話になるからなあ。全然見る目無いやんって

一同笑

江頭:まあ、内藤君の台詞をカッコよくさせたのは今、TIGERがただバンドを続けてるだけじゃあなく、大阪ハードコアシーンの中でしっかりやれてるからやしね!

KZK:愉しんで一生懸命やるだけですね。

江頭:じゃあ今後の話で、SPLIT発売後の動きで言うと、大阪US系ハードコアのイベントで言うと「SUMMER BASH」やね!気持ち的には、1発かましたるぞって感じ?

KZK:さっきのSPLITに向けての話ではないですけど、ライブ本番までに自分達のやれる幅を兎に角広げて、全力で演るだけです!

江頭:お互い(テツヤ、KZK)真面目よねぇー(笑)

KZK:(照笑)昔はハードコアやし1発かますぞ!みたいな野心持ってやってたんですけど、やり続けてる中で僕にはそのスタンスは合ってないなと気付いて。年齢を重ねたのもあるかもですが、、、

江頭:46歳やけど、まだ野心あるで

一同笑

江頭:どの街もコロナ禍で苦しんだ中、大阪のUSハードコアシーンは活性化したやん。それは京都から見てて凄いなと思った。俺らは自分のテリトリーをキープするのが大変やったから。他の街もそうやと思う。

KZK:若い子達が凄いですよね。自分達で海外からバンド呼んでツアー組んでやったり。僕らより上の世代の方々がそれに協力したり。交わって広がっていってますよね。お客さんもバンドやってる側も、ホンマに好きで愉しんでるんやと思います。

江頭:ここ数年、バンドマンもお客さんも突き付けられたと思う。でも自分達の中で、このシーンをキープしながら残そうとする事って、好きすぎるかそうでないかだけやと思う。

KZK:好きすぎるんやと思いますね。全力で今を愉しんでるんやと。若い子達と対バンしてライブを観るんですけど、カッコいいとかのベクトルとは少し違う、胸にグッとくるもんがあるんですよね。僕の中のハードコアに触れる一生懸命さって言うんですかね。

江頭:多分それは、内藤君が当時のTIGERに見てた部分と同じなんやろうね!今、KZKがそう感じる若手に、伝えるとこれからのシーンに繋がって行くんやと思うで。

KZK:ツアーも含めて、そういう出会いに巡り合うのが愉しみで仕方ないです!


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