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「明日があるから今日は程々にってのは存在しない」過去でも未来でもない、切り取るのは一貫して” 今 “
FIVE NO RISK8枚目となるアルバム「Midnight invitation」発売に伴いボーカル鉄平氏と行われたサシ呑みインタビュー
鉄平:KiMの年末ワンマンライブ大盛況やったみたいっすね!何曲ぐらいやったんすか?
江頭:チケットもソールドして、色んな街からも遊びに来てくれて良い形でアンコール無しの21曲ぶっ通しで演れたわ。とりあえず先ずは乾杯!KiMはワンマンで今年は(2024年)は締めやったんやけどFIVE NO RISKはまだライブあるやんなぁー
鉄平:そうですね。FIVE NO RISKの年内は12月29日がライブ締めで、個人的には大晦日のHOKAGEが締めです!
江頭:んで来年からはニューアルバム「Midnight invitation」のツアーが始まるって感じやね。通算何枚目になるかな?
鉄平:8枚目っすね!
江頭:KiMも年明けから本格的なレコ発ツアーが始まる形やしね。2024年は結構対バンあったけど2025年も対バン多くなるかなぁ〜
鉄平:2024年は3月から続けて対バンで大阪、岡崎、名古屋武骨夜、後半11、12月は大阪十三でMASTERVIBRATION、東京武骨夜、そして岡山でのMASTERVIBRATIONとお互いたっぷり堪能する年になりましたねー。
江頭:今年の岡山MASTERVIBRATIONは、1番研ぎ澄まされてなかった?フロアも含めて
鉄平:ギュッと凝縮された濃密で各々が刺激し合えた企画やったすね!
江頭:残念ながら目撃者は少なかったけど
一同笑
江頭:ライブは水もんやってのはあるけど、内容が良かっただけにね(苦笑)まあお互い濃厚で濃密な後半戦やったな。
鉄平:最近じゃbacho、waterweed、THE DISASTER POINTS辺りもファイブノーを相手してくれんようになってたからなあ〜。まっ自分のせいやけど笑
色んな女に振られて女友達やと思ってたら、やっぱりお前しか居らんて気付いた感じで、ふと横を見るとKiMが横に居た。
江頭:それは、、、
鉄平が勝手に浮気してただけで、俺は1ミリも離れてなかったから。
鉄平:良かった、エガちゃん居って(照笑)
一同笑
江頭:まあ40代になってFIVE NO RISKであり鉄平の第3章が始まりだしたと思うねんな。
鉄平:ドラゴンクエスト3みたいなもんやな。でも冒険の書、消えてもうてんのちゃうかな(苦笑)
江頭:本来、シリーズが増えるたびに仲間が集まってパーティーで戦うってのが盛り上がる要素やのに、、、
鉄平:5人おったメンバーも4人、3人と減っていってダッチ(FIVE NO RISK Gt)だけになってもうた(苦笑)ドラクエ1まで戻ったら、、、
江頭:1人なったらオ◯ニ渕さんやん!
一同笑
江頭:俺の今までのイメージやと、ダッチは屋台骨的な感覚で捉えてたんやけど、今回のアルバムで聞き応えあるギターになってて、それも踏まえた見応えある演奏もライブで感じる様になってきた。
鉄平:物販も担当してくれてて、積極的にお客さんとのコミニケーションを取ってんのもダッチやし、そういう部分がライブでも出てきてるんかなと思うし、ツインギターじゃなく1本のギターで自由にやりたかった所も多少あったんやと思う。
江頭:それって今回のアルバムの曲創りにも反映されてるの?
鉄平:そうやね。レコーディングでもダッチが1人でギターは弾いてるから。ツインギターでの兼ね合いが無くなった分、ソリッドな感じになったわ。
江頭:レコーディング前に話したけど、FIVE NO RISKは歌心のある歌も増えてるし、音数少ない曲の方がより生々しくなって、40代で泥だらけロックンロールをやるってのが俺は愉しみやねんな。
鉄平:泥すぎて最近、しんどいねん(苦笑)メンバーが固まらんから今までみたいにライブも組めへんし、ツアー誘われてもすぐ返事できひんのが心苦しいねんな。
江頭:ツアーについては今までと違う形でじっくり組んだ方がいいと思うよ!しかし鉄平、愚痴ばっかりで取れ高全然あらへんやん!
鉄平:ちゃんと作品についての質問とかしてくれへんしやん(笑)
江頭:今まではレコーディングで一発ドンみたいな作品がないから、シンプルな言葉をシンプルな音数で届けられるってのを聴いてみたかった。これからどういう形になるのかは分からんけど。だから最後の曲「Come to you」はそれが分かりやすく体現できる曲やなと思うし、そこは意識したんやろ?
鉄平:レコーディングの期日も決まってたし、そういう曲を創りたかったから、追い込まれて追い込まれて搾り出した曲があの最後の曲。
江頭:飾りっ気のない「まんま」今のFIVE NO RISKが出てる曲やわ。
鉄平:アルバム創るってなった時に最初にあった曲は「オバケのブルース」スピッツの「オバケのロックバンド」からインスピレーションを受けた曲。
江頭:「オバケのブルース」は今までのFIVE NO RISKの流れに沿ってて、楽曲的にも音数的にも探究心が多い曲やん。だからあの曲はあれでいいんやけど、俺的には生身でソリッドな部分を感じたいと思ってたら、前ちゃん(exFIVE NO RISK Dr)までメンバーから抜けてもうたからね(苦笑)
鉄平:まあしっかり未来を見せてあげられへんかった俺のせいやわ。
江頭:KiMもメンバーはめちゃめちゃ変わってるし、バンドは出会いと別れやから。同じメンバーで続けてるバンドは凄ぇーと思うわ。
鉄平:KiMに比べたら各メンバーの所属期間は長いねんな。入ったら10年ぐらいは続くしね。
江頭:スケジュール的に厳しくなったしとかなんかな?
鉄平:モチベーション的な理由かなと。他にもやりたい事あるし、バンドに割く時間が惜しくなったって事やと思うんやけど、直接理由は聞かないんすよ。何となくは分かるから。
江頭:今回のアルバム制作は、いつものペースより期間は空いたもんね。コロナが挟まったのもあるとは思うけど。このアルバムが出る前はメンバーが2曲づつ持ち寄って作るアルバムって案があったもんね。
鉄平:そういうコンセプトでアルバム作る予定やったんやけど、ひらっち(ex FIVE NO RISK Ba)が抜けてから決まってるライブをなんとかしないとって状況やったんで、サポートメンバーに今ある曲を覚えてもらったり、スタジオで曲合わせて是正したりの時間に結構割かれたから、曲作りにまで中々至らなかったってのはある。前に進めず右に左に揺れてた。その中でもライブを続けられたんは有り難かったけど。
江頭:今までが優秀な感じでライブも音源も進められてて、今回の悶々とする中での作品ってのも今後のバンド人生の中でいい効果が生まれると思うで。
鉄平:ほんまかいな(笑)でもSUNSHINEDUBとのスプリットも控えてるし、数は多くなくてもしっかりツアーは回れる体制にはしたいっすね!
江頭:バンドマンの特権として色んな街を旅できるって最高やん。それ奪われたらそこそこバンドって苦行やで
一同笑
鉄平:まあライブ本数が多いのは、有難いことにジャンルとか関係無しに面白そうなイベントに誘ってもらえて出てるからってのはあるし、そういうの大好きやし、それが今のFIVE NO RISKの血や骨になってるのは間違い無いかなと。
江頭:FIVE NO RISKにとってジャンルの壁って何?って感じやもんね!KiMにしても相当「壁」はない側やと思うけど
鉄平:ジャンル何って聞かれたら「俺」って感じやしなあー
江頭:カッコいいバンドはなんぼでもいるし、反対にパンクやハードコアでもダサいバンドもいる。何年か前に、鐵槌がオフィシャルでバンドマンとして酒を酌み交わすに値するバンドと共に、ライブを演り続けていきたいって宣言した時、俺は高揚したもんな。だから11月の東京武骨夜の3マンが成立するわけやし。
鉄平:自分がいいと思ったものとね。俺は昔から変わってないし、その姿勢は変えたくない。
江頭:その姿勢はKiMも影響は受けてる。鉄平からしたら、まだ選り好みしてるって言われそうやけど。
鉄平:そんな事、、、KiMはしてるかもしれんけどな笑笑
江頭:まあ好き嫌いはあるからなあ。なんでもいい訳ちゃうしね。
鉄平:俺も何でもいいって訳ちゃうし!
一同笑
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