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江頭:ライブで初めて今の編成を見て良かっただけに、音源にこの空気感を落とし込むには、中々至難の技やと思うねんな。今回のアルバムでは鍵盤はきっちり起点になってるしね。
佐佐木:今後も愉しみですね!
江頭:色々メンバーも変わって、島田(東狂アルゴリズム Dr)が最古参になったもんなあ。
佐佐木:滋賀に戻って初めに決まったメンバーやしなあ。
江頭:最初京都駅で3人で飯食いながら、FRONT OF UNIONで大丈夫なのか?とか言うてたもんなあ(苦笑)
佐佐木:FRONT OF UNIONで良かったと思う。えがちゃんのアドバイスは俺の力を最大限引き出してくれてる。ドラゴンボールのデンデみたいな感じ(笑) ※潜在能力解放は最長老でした
一同笑
江頭:まあ出会った時から、今の東狂アルゴリズムは何処まで行くんやろなって感じで見てたしな。そろそろホームラン撃つ頃ちゃうの(笑)アルバム発売から3ヶ月ぐらい。ツアーの方はどうなの?
佐佐木:ツアーに関しては対バンも全部こちらから仕込んで濃い内容になってると思う。福岡、高松には初めて行ったけど、ライブハウス側にも気に入ってもらえて、高松ではMONSTERってライブハウスの店長がラジオもやってはって、朝、昼、晩と所謂ヘビーローテーション。「逢いたガール」(アルバム収録曲)かけてもらってます!
江頭:滋賀では?
佐佐木:滋賀は、、、まだです。
一同笑
佐佐木:まあでもそうやって踏み出していかないと次には繋がっていかないからね。次回の高松に行く段取りも組み始めてますよ!
江頭:新たな繋がりや今までの出会いがバンドにとっては必要なんやしね!

佐佐木:今ツアーで一緒に対バンしてるバンドとは昔からの繋がりがあるバンドもある。急遽亡くなったガガガSPのベース桑原君とは近鉄、オリックスファンって流れもありで一緒に野球も観に行ったりもしてたしね。そういう昔からの繋がりも今の俺らの原動力に繋がってるし。最近知ってくれて遊びに来てくれる人達が意外と年齢層は近くて、昔の曲とかは全く知らないけど今の曲が気に入ってくれて遊びに来てくれる人も増えてきてる。今回のツアーでそういう新たな出会い増えたね。
江頭:月影や陽ではなく、今の東狂アルゴリズムを気に行って遊びにきてくれる新たな層がいるんやね!
佐佐木:ここ3、4年で主婦層に受け出してきたな(笑)
江頭:人妻の心に刺さる歌(笑)
佐佐木:自分の嫁さんには全く刺さってません
一同笑
江頭:ツアーはあと何本残ってるの?
佐佐木:横浜と最後、滋賀のファイナルワンマン。
江頭:ツアーは7本やったかな?多いとは言えないけど、自分らで組んでやるのは相当気合いが必要な事やと思う。
佐佐木:いい経験できました。消極的にやるよりは自らゲストバンドも呼んでツアーを回ってみて分かった事、得られた事がホンマにデカいと思うわ。
江頭:正直年齢的にも終わりが見え始めてる中、ここでやらないとって部分は増えたし、それを踏まえて愉しめるライブをしたいし、その新たな1歩目を踏み出したいもんね。
佐佐木:その1歩目を踏み出さないと、多少の失敗があろうがまた新たな場所にいける愉しみが増えない訳やし。それぐらいしないと武道館には近づけないから。
江頭:今回滋賀のワンマンを昼からにしたのはなんでなん?
佐佐木:前から日中のライブが演りたいってのもあったし、遠征するお客さんが日帰りでも来れる様な形ってのもあったしね。
江頭:前日俺らは横浜でライブやから寝坊せんようにしないとな(笑)
佐佐木:電話して起こします!
一同笑
佐佐木:今回のワンマンも段階を踏む為の一歩なわけやし、そこからクワトロ、そして武道館。まあ先ずは5月のワンマン。
江頭:そこから繋げていくには若手のメンバーの広がりも必要になってくるよね!
佐佐木:確かに俺だけの力では、、、主婦層には広がるけど、、、
江頭:全国の主婦層に広げるには中々時間が足りんわな
一同笑
江頭:広がっていくには、色んな角度からが必要やろうし、メンバーであり曲のバラエティーで広がると思うで。ど真ん中真正面は人妻ってのは確定で。
佐佐木:子育て終わった人妻で
一同笑
江頭:その年代やと曲でいうと「振り返るにはまだ早い」が響くのかもね!それこそ20代には、、、まだ早い(笑)
佐佐木:20代には「宿命と戦え」でしょうね!
江頭:春ちゃん的にはワンマン前の今夜の曲っていうとどの曲になる?

佐佐木:挑戦っていうならば今回のアルバムの中の「隣の芝生」「裸の王様はロバの耳…に念仏」はライブやりながら自分の中でも作って良かったなと、ツアーやりながら感じれてる。
江頭:挑戦の曲が自信になってきてるのは大きいよね!
佐佐木:「宿命と戦え」は今までの延長上やし、そうじゃあない曲が自信になってきてるんで、それはかなりバンドにとっても大きい。
江頭:それはライブもやけど、音源も聴きて愉しんでもらいたいね!ところで春ちゃんが音楽始めたキッカケは?
佐佐木:バンドって話やとTHE BLUE HEARTSにはなる。親戚が当時レンタルレコード屋さんをやってた関係で録音して聴かせてもらってね。音楽に触れるって点では家に楽器があったのは大きいね。親父は今でも楽器やってんのよ。弾き語りで
江頭:そうなんや?!対バンした事あんの?
佐佐木:ないよ!そろそろありかな(照笑)
江頭:ワンマンに出ないの?
佐佐木:シークレットで?

一同笑
佐佐木:周りが気を遣うやん!
関東から来てくれるお客さんも引いてまうやろ(苦笑)
江頭:滋賀でしか見れないライブ、特別感があってええやん!春ちゃんにとって滋賀って街はどうなの?
佐佐木:勝手知ったる場所、住み良いし周りの環境もいいよね。
江頭:春ちゃんにとっては関東にもいたから、比べてしまう部分もあるんじゃない?
佐佐木:住めば都ってのはあるんやろうけど、今の流れは関西シーンの方が刺激があるかな。今の関東シーンを見れてないからかもしれないけど。
江頭:シーンが盛り上がってるというよりかは、地方のバンドの方が関東に攻めていって盛り上がってくれる感じはするけどね。行く側としては有難い話しやけど。
佐佐木:個々のバンドの強さや良さが、より発揮されるのはいいけどジャンルレスになってお客さん自体は分散するし、新たに出会う対バンに期待するのは減ってるかもね。
江頭:そこはこっち側もイベントを組む時に気を付けないといけない所やね。昔なら過激な部分に特化すれば受けたり、暴力だけで天下取ってしまう様な時代もあった。これはこれで不幸な時代で才能があっても潰されたバンドもあった訳やし。
佐佐木:〇⚪︎〇⚪︎〇〇ってバンドがいるんやけど、以前はO〇〇〇〇〇〇〇〇〇ってバンドの名やってん。それヤスオさん(雷矢 Vo)から電話掛かってきてバンド名変えさせられたって言ってた(苦笑)
江頭:(苦笑)今なら、ないないって話やけど俺らからしたらあるあるの話やねんな。
佐佐木:ヤスオさんなら…(苦笑)

江頭:でもKiMにとっては東京のスキンズシーンや、あの世代のバンド周りに広めてくれたのはヤスオさんやねんな。
佐佐木:俺らもそうやねん。STRAIGHT UP RECORDSで同じレーベルってのはあったんやろうけど、ヤスオさんはバンド名を変えようが常に気にかけてくれてたし、今でも音源を出す度に渡すんやけど、暫くしてある日の朝4時ぐらいに酔って電話で「いい音源だなあー」って連絡くれてね。今も掛かってくるけど、流石に最近は出ずに後から連絡入れるけど(笑)
江頭:うちもこないだ「お前らのアルバム、聴きすぎて耳が痛いわ!」って連絡くれはったわ。
佐佐木:ジャンルとか関係なしにミュージシャンであり音楽が好きなんやろね。
江頭:世間はどっちでヤスオさんを評価するんやろな
一同笑
佐佐木:その期待にも応えられる様にもやけど、今は自分の目指すべき場所に向かう事を優先して一歩づつの進んで行きたいね。
江頭:限られた時間の中、いい曲、いい歌詞書いて1人でも多くに伝えられたらなと。若い頃の荒ぶる感情より、今の方が修羅かもしれん。
佐佐木:経験値と得てきたもので、真っ向勝負しかないな。
江頭:それしか道なし、それしか技なしやで!それをワンマンで見せて下さい。
ところで実際、親父さんのシークレット出演は?
佐佐木:それは無いやろー
一同笑


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