昭 : あった!何歌ったっけ俺?
江 : 「雷鳴」と「日本狼」っす。
昭 : そうそう!確か俺以外の鐵槌がCRAWLERのメンバーで、「じゃぁできるじゃん!」って、そん時にKiMが出てて。CRAWLERとの面識は?
江 : CRAWLERとは、何度か一緒にやってました。それまでには、猿臂、真摯、仁籟、CROPPED MENとかとも、結構一緒にやってました。
昭 : 是とは、古いんだね。
江 : そうです。それで是君が、猿臂から鐵槌に入るってなって、鐵槌になっても対バンしようって言ってたんですよ。けどそれは昭司さんが、俺らKiMを見てない所から対バンしたら、良くないと思うねんって話をしてて。京都に呼びたいって話は他のメンバー(千葉さん、ミヤオさん)も知ってくれてたんですけど昭司さんにも、知ってもらった状態で来てもらいたいからって話をしたんですよ。
昭 : そっか。じゃぁ俺が1番最後に、エガちゃんと知り合ったって形なんだね。
江 : それで昭司さんが来てるのも分かってるし、フルパワーでライブかまして見せようってやって、死ぬほど滑るって言う。
一同 笑
江 : 一番底のライブ見せてしもたけど、それでいいんだったら、次はいいライブを見せられるんじゃないかって思いました。
それでその日に、京都へ来て欲しいって話をしに行ったんです。
昭 : 鉄は熱いうちに打てじゃないけど、チャンスは逃さないね!流石
江 : よかろうが悪かろうが、今日見てもうたからなって。飾ってもしょうがないんで。
昭 : エガちゃんはそういうの鼻が利くよね。そういう部分がないと面白い事ってやっていけないもん。チャンスだと思ってやれる人間と、それを見逃してしまう人間との違いだ。
江 : KiMは不遇の時代が長かったから、これ面白くなるかなと思ったら、何でも飛び込みたくなるんすよ(笑)
昭 : あの、先日流してたKiMのCMっていうのかな?あのときのエガちゃんって何歳ぐらいからの写真?
江 : 15,16ぐらいっす。
昭 : 少年江頭だ(笑)
江 : 一緒に写ってるカロウト(KiMのDr)も同じ年ですし(笑)
昭 : そんな若くからやってんだね。
江 : その頃昭司さんは、3〇〇〇4っすか!(笑)
昭 : 暴走してた(笑)そん時、バンドやってる奴なんていなかったんじゃないかな。大体、こういう音楽聴いてるやついなかったから。暴走と喧嘩ばっか(笑)
江 : うちの地元も、音楽やってるやつは少なかったですね。いきなり当時のギターと、パンクやるって始めたんすよ。めちゃくちゃ先輩に怒られましたけど(笑)不良はそんなんとは違うって。先輩にもらったドカチャンに、鋲とか打って怒られましたよ(笑)
昭 : 確かにパンクなんて、全然取り上げられてなかった頃だし。
江 : 昭司さんって音楽(バンド)の入り口は、誰やったんすか?
昭 : 完全に、ハードロック系からだね。
近所に、そういうの聞かしてくれる音楽好きの年上がいてね。それがきっかけかな。
江 : 以前に大阪のKINGCOBRAで、Led Zeppelinのカバーやらはった時は、びっくりしましたもん。ルーツに、そういうのがあるって知らなかったんで。
昭 : エガちゃんは、ハードロックは聞かなかったの?
江 : ほとんど聞いたことないすね。パンクが入り口なんで。でもパンクって言っても、PISTOLSとかもあんまりやったんすよ。最初に聴いたのが、GBHやったんで(笑)
昭 : 俺も、海外のハードコアで1番最初に見たのはGBH!正に明日が、そのGBHとじゃん!初めてでしょ?
江 : 実は2回目なんですよ。京都でやった事があるんです。ポップセンスもあるんで好きなんすよ。
昭 : へぇーいいね!確かにGBHかっこいいもんね。
江:それでGBHから巻き戻して、PISTOLSとかも聴いたんですけど、既にハードコアを聞いてるもんやから、遅く感じるんです(笑)PISTOLSの良さが分かったんが、20歳超えてからですね。その頃自分の中で、速くない音楽は許されへんかったんで(笑)
昭 : スピードだけの速さってことね(笑)
江 : そうなんすよ。曲の中の疾走感とかってのは、まだ理解できてなかったんで、どうしてもスピードの中に過激さを求めてましたね。
昭 : 若い(笑)
日本のパンクとか聞いてた?
江 : 中学の時に、STAR CLUBやRYDERSを買って聴きました。
昭 : そんなに速くないじゃん。
江 : PISTOLSよりかは速かったんで、すんなり入りました(笑)
昭 : まぁ確かに、GBHもそこまで速くはないもん(笑)EXPLOITEDにしても。速くなってきたのってDISCHARGE位からだもんね。
江 : そうなんすよ。僕が聞いた順番的にもGBH、EXPLOITED、DISCHARGEなんで、そこはすんなりいきました。
その間にLIP CREAMを挟んでるんですけど、そっちの方が全然速かったすね。
昭 : 確かに日本の方が速かったね。
江 : 後にLIP CREAMはコピーするんですけど、当時の俺には速すぎて理解できなかったっすもん。まあLIP CREAMは、聴き込みましたけど。
昭 : 確かにLIP CREAMは洒落てたよ。
江 : その当時、対バン相手とかどうやったんですか?
昭 : ごった煮だった。スキンヘッドってカテゴリーもなかったから。何気にCOBRAとも演ってた!確か2回目のライブが、LOFTでCOBRAと一緒だったもん。1番初めのライブが、鹿鳴館でCRAKER JACKSとだったよ。他には当時のハードコアやサイコビリー、 パンクもやったけど、名前を挙げたらキリが無いので省略 (笑笑)
江 : へぇーでも、ほんまにごった煮ですね。
昭 : 学祭とかも出たよ。
江 : 学祭とかも出てたんすか(笑)
その時代関西は来なかったんですか?
昭 : 行ってない。
江 : 関西行くってなったんは、いつの時代ですか?
昭 : 大阪はJMに呼んでもらった。HERBERTZで。ライブハウスはエッグプラント。
江 : JMは関西からしたら、相当いかついイメージやったんでね。行ける年齢でもなかったですし。中学生になってるか、なってないかって感じですもんね。
昭 : それが今、一緒にやれるって言う!!
江 : やっぱり、鐵槌と演れるってのは嬉しいです。もともとフロアから見てる側だったんで。あの時、吉祥寺で見てもらって、オファーを掛けて京都に呼ぶっていう形で。
昭 : 吉祥寺に関してはたまたまだけど、やっぱり獲物は逃さないって。流石エガちゃんは持ってるよ!