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RIKI
ワンクッションあるけど、僕とMUNEちゃんがバンドやりだす時に、バンドメンバー探してて最初に来てくれたのがcomi君。数回はハックフィンでライブやったけどcomi君は別バンド、後に僕もそのバンドは辞めちゃったの。
僕がバンドやってない間にMUNEちゃんとcomi君は又違うバンドをやったのかな。僕は辞めてる間もライブハウスには遊びに行って色んなバンドを見てたけど、やっぱりハードコアがやりたいなってなって。

江頭
じゃあ直ぐに九狼吽にはならずに、MUNE君とRIKIちゃん、comi君とMUNE君って形で、すれ違いじゃあないけど入れ違いしながら進んでいくんやね。

RIKI
色んなジャンル、バンドは見に行ってたけど、阿鼻叫喚ツアーぐらいから自分がやりたいバンド(ハードコア)はこういうのだって確信した。

江頭
RIKIちゃんが辞めてる間も他のメンバーとは遊んだりしてたの?

RIKI
しょっちゅうではないけど、ライブハウスであったり普通に遊んだりしてたよ。MUNEちゃんと一緒に鉄アレイを見に行った時に、お互いにこういうバンドがやりたいと思った記憶がある。衝撃的にカッコよかったから。
それが1999年22,23歳辺り、九狼吽結成だね。

江頭
そこでcomi君を再び誘ったの?

RIKI
1も2もなくcomi君だよ!

江頭
バンド名も九狼吽って決まってたの?

RIKI
MUNEちゃんと俺の中では決まってた。漢字ではなかったけど。でも日本のハードコアなら漢字にしたいよねって。

江頭
一時期、日本のハードコアバンド全般が漢字になりつつあったもんね(笑)

RIKI
「九」「狼」まではすんなりいけたけど、ウンって「雲」ぐらいしかってないってなった時に、MUNEちゃんが思い付いたのが阿吽の「吽」だろって決まったの。

江頭
九狼吽がクラウンって読むのを知った時になるほど!やるなあーって思ったもん‼︎

RIKI
KiMってバンド名の由来はなんなの?

江頭
ガキすぎて恥ずかしいけど、Kが京都、Mがマフィア、iが俺らの住んでる地域が西院でその院(イン)の頭文字取ってi。完全に暴走族乗り(苦笑)
これは封印したいぐらい恥ずかしい話やで。
そやし今、聞かれたら
KILLER INSIDE MEでKiMって事にしてるから

RIKI
ん〜それもどうかな〜(笑)

江頭
【内なる殺し屋】

RIKI
へぇー(遠い目)

一同笑

RIKI
えがちゃんがレーベルやりだしたきっかけって何なの?

江頭
その当時KiM自体が、何処のレーベルも出してくれる様な状況じゃあなかったから。
同じ様な状況のバンドで京都ならBALL BUSTERS、後FIVE NO RISKも当時の大阪の中では埋没してたから。
KiM自体もFRONT OF UNIONを立ち上げる前は、完全自主で出してたし。
流通は舞鶴のレーベルMCRの弓削さんに協力してもらってた。

RIKI
流石、弓削さん!
九狼吽もMCRにはお世話になってる。
律儀でいい人だもんね。

江頭
後にKOさん(SLANG Vo)のSTRAIGHT UP RECORDSからも1枚出させてもらって、KiMの活動範囲は一気に広がってん。MCRやSTRAIGHT UP RECORDSから刺激を受けて、自分らでレーベルやろうと思った。ライブバンドメインの少数精鋭で。

RIKI
その感じはライブをメインにやってるバンド目線じゃあないと出せないよね。

江頭
そろそろスプリットの話しようか。
って今回のサシ飲みでスプリットって言葉が出たん初めてやで(笑)
早速、RIKIちゃん歌ってるやん。2曲目「LOVE HATE」で

RIKI
歌ってた?違うよーあれは語りね!(笑)

江頭
ベースボーカルやってたんが開花したんや思ったわ!

一同笑

江頭
今回3曲全てめちゃくちゃ良かったもんな。曲も歌い回しも艶が出たっていうか。3曲目の歌詞もストーリー性があって1つの本みたいになってるし。

RIKI
ありがとうございます!
レコーディングの度にcomi君のギターも、MUNEちゃんのボーカルも回数を重ねる毎に良いなぁーってなるの。

江頭
KiMで言うと俺と加老戸(KiM Dr)は、新しい事をするって言うより、今まで持ってる技を磨くって感覚。今回の九狼吽は1つギアが上がったと言うか、サウンド的にも世界観的にも成熟していってるのがよく分かる。

RIKI
必ずのお決まりを続ける良さもあるだろうけど、俺は成長を選びたい!
MUNEちゃん、comi君、やる度に成長を感じるんで、刺激を受けて自分も頑張らないとって思うよ。

江頭
俺ら同じ歳やしこちらも刺激受けたで
。こちらも勝ちたいって気持ちはすごく湧いた。
九狼吽って3人やし、新しい血(メンバー)が入れ代わる訳ではないけど、互いに刺激しあいながら成長してる。
KiMはメンバーの入れ代わりが激しいから、その刺激が成長の1つになってる。技を磨き絶対ブレない部分と、新たなメンバーが新たな血として進化し、新しく出会う人達へのアプローチになる。ずっとそのままではチャンスは少ないと思う。
KiMも九狼吽もハードコアだけとか拘らずに、対バンもイベントもする。
その姿勢ってのは同じ感覚があるって昔から感じてた。
中々居いひんねんな、イメージはあっても行動が伴うバンド。理想は好きなもの同士、強いもの同士がイベントをやってその夜を彩れればいいんやけど、それを九狼吽のライブでは感じれたから。九狼吽の常に攻める姿勢がこのスプリットに誘った理由でもある訳やし。

RIKI
常に面白い相手とはやり合い(対バン)たいよね。

江頭
最後にコレはきっちり話たかったんやけど、2021年末に今回のスプリットの打ち合わせでページ数とか決める時の事覚えてる?12ページにしてしっかりしたブックレットするってRIKIちゃん案が通ったの。

RIKI
覚えとるよ。DEAD CHAINの忘年会やってた時ね。んー何となくね、、、

江頭
今回レーベル33作品目
あの12ページが1番しんどかったわ(笑)

RIKI
ちょっと反省した(苦笑)
12ページという難しさを。
まあでも真面目に僕の意見を聞いちゃダメだよ。参考までね!

一同笑

江頭
最終デザイン纏めて監修してくれる人がノイローゼ気味になってたから(笑)
個人的には好き嫌いを引かずに、ぶつかり合う楽しさはあったけど。

RIKI
じゃあ良かったじゃん

一同笑

江頭
ブックレットも互いに個性がぶつかり合ってる作品やし、これも楽しんでもらいたい!
とにかくKiMは1ページを血塗れにしたったから(笑)

RIKI
僕も仕上がり楽しみです(苦笑)

江頭
さあそろそろ行こうかな。
今からRED DRAGONでMUNE君のインタビューやねん!

RIKI
ふーん
じゃあ家で飲んでく?

一同笑

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