“BEYOND HATE”の最新CD【TO BE CONTINUED】が7月8日に発売される。FRONT OF UNION WEB SHOPでは予約限定アイテムとして、Tシャツやトートバックのセット予約受付も開始。
江頭 : 完全に話逸れてもうたな(苦笑)これからのライブの話に戻すわな。どういう形になるかはまだ分からんけど、8月の武骨夜、やるつもりで動いてるけど、現段階ではHAMAROCKはどうするの?
GASHI : 延期に決まりました(泣)めちゃめちゃ悩んだし、話し合ったんだけどね!言えないけどものすごいメンツで決まりそうだったし。会場視察を繰り返すたんび足震えたよ。これ、滑ったら立ち直れないな、これ大成功したら色んな意味で、色んなことが変わるかもな、とか色んな思いがあったから、凄く残念だし、G-SIDEの方も含め、心にポッカリ穴が開いて、そこに落ちたよ。
江頭 : 毎年楽しみにしてただけに無念やわ。KiMにとっても大好きなイベントやし、けど今はG-SIDEの再建の方が重要課題やしな。まずはG-SIDEこの一点やで。こないだ発表したKiMとビヨンドのG-SIDEでの2MAN SHOWの話をしよか。
GASHI : ドネーションと付けると「寄付」とかっていうことになるんでしょうけど、あのライブではその対価に見合った価値のあるライブをするってモチベーションに繋げたいのね。値段も値段だから、下手なことやったらボッタクリだって叩かれちゃうし(汗)
TOK : あの2MAN SHOWやってさーライブ後も質疑応答みたいな感じでやるのってオモロくない?
GASHI : そうだね。いつものライブ+お客さんも参加のアフターパーティーにして、お客さんの質問に答えるって形ね。
江頭 : ええやん。そん時の質問はNG無しでやろか。そのかわり録音、録画とかは無しでね(笑)
TOK : まあいつもと違うもう少し砕けた感じでやるのもいいかなと。
GASHI : 開催時期はまだ見えないけど、必ず楽しんでもらえる形にはしたいよね。
江頭 : 実際ビヨンドが今決まってるライブって7/18の千葉で、次の日の7/19名古屋「武骨夜」がライブ再開になるやんなあ。
TOK : 名古屋はあるにしても、関東の千葉の方は今後の世の中の流れ次第で開催はどうなるかってところだけどね。
江頭 : KiMとかFIVE NO RISKは6月にはライブ始めてるけど、8月の武骨夜が再開1発目って言ってくれてるバンドもいる。特に関東でのライブは中々厳しいやろうなあ。
GASHI : 関東と浜松、地域によってやっぱり温度差は確実にあるよね。
TOK : これって何が正義とかないしさあ。やるやらないで争うことでもないし、やるべきことやって経済を回してくしかないよね。
江頭 : 何をって言うと俺らは戦ってるから。やらへんて戦い方もあるんかもしれへんけど動くっていう戦い方もあるんであって、信念を持って行動して責任を取れれば問題ないと思う。
TOK : みんな各々の正義があっていいと思うしさあ、それを人に押し付けたらウザいだけじゃん。商売やってる人なら一早く再開したいって思うだろうしさ。
江頭 : 答えもまだ分からへん、正解も無い。間違っていても後で気付くって部分もあるかもしれへんわけやし。
TOK : 誰しも正解と思って何かしらの行動に出てる訳だし、何もしないでいるよりかは責任を持てる範囲ならいいと思うよ。
江頭 : 俺は沖瀬(THE DISASTER POINTS)の「今、俺は見てるぞ。今は黙ったままいて、これが全部終わってから俺達の居場所はライブだ!って言う奴」ってセリフが好きなんやけどな。はっきりいって全員不正解やから。今、みんなでしんどいなあって言ってる中、このセリフを言える若手っていうのは俺の中では健全やねんな。若手は若手らしく表だけをしっかり見据えて言い切ってしまう。バンドマンはライブ1本やろってね。俺らは経験も立ち位置も違うから、もっと考えて答えは出さなあかんけど。
GASHI : 正しい奴しか認めないって感じの世の中になっちゃってるよね。正しいか分かんねぇけどコイツの言ってることは面白いなあって見方を皆んなが出来たらいいんだよ。やり方が違っても無下に否定する必要は無い。向こうがこっちを否定してくるなら、そこには突っ張るけどこっちから何かを否定することも、干渉する必要も無いしね。何か感じるモノがあるから一緒に演ったり酒飲んだりする訳だし、そういう奴は自然と応援したくなるよね。
TOK : 発言するなら、こそこそ匿名でやった所で説得力も無いしさあ、昔に俺らも2チャンネルで叩かれたこともあるし、結局20年くらいバンドやってて、面と向かって言ってきた奴は居なかった。そんなのは誰にも通じないよ。今後どういう法律になっていくか知らないけど、TwitterやSNSだから何を言ってもいいってのは無くなるべきだし。
江頭 : テメェが誰かも言えへん奴はカウントせんでもいいしね。
TOK : 俺らはステージに立ってMCだったり歌で言ってることに責任持って発言してるからさ。それについて逃げるつもりもない。それはせめて俺らの1番のカッコつける部分だからね。
江頭 : 先に俺は答えも持って相手の意見も聞きつつ対峙してんねんな。
TOK : 右だの左だのって各々の正義があって皆が言い出したら、収集がつかなくなる。そこにある程度寄り添えるのが日本人だと思うのね。
江頭 : 俺は同じステージに敵対する思想が上がれる土俵がある日本を誇りに思うねんな。海外の物差しに合わせる必要は全く無いと思う。海外が正しいと思ってる時点で違うと感じるし。俺らは人前でやる以上、チケット買って見に来てくれてる人達が決めてくれる訳やん。どっちの意見も存在してるってことを認めた上でやれる日本は素晴らしいよ。どんなに立派なこと言ってても、人の意見が少しでもズレたら信じない奴の意見なんかには、俺は心は響かへんから。思想の前に人として繋がってる状態が日本のライブシーンにはある訳やん。それが日本にとっては1番誇るべきことやと思うねんな。
ARTIST INFORMATION
BEYOND HATE
武骨夜特設ページ
8/21.8/22武骨夜@KYOTO MUSE HALL チケット一般発売開始