2018年8月「KiM & KYOTO MUSE presents 武骨夜」@KBSホールで今までの経験をフルに発揮して問答無用のライブを見せてくれた怒髪天!今年8月の武骨夜にも出演が決定しています!
そんな怒髪天のVoの増子さんにメールにてインタビューを敢行!ライブハウスがこんな時だからこそ感じることもあるはず。
ライブハウスが大好きな皆さんにぜひ読んでいただき、今年の武骨夜での怒髪天のライブも楽しみにしていただきたいです!それではどうぞ!
インタビュアー 行貞(KYOTO MUSE HALL)
増子直純(怒髪天)
Q1.
京都という町について思うところを教えていただきたいです(ライブハウス、街並み、人柄等)
A1.
古き良き文化や街並みを保護し現代に活かす取り組みに前向きな素晴らしい町。
日本中の全ての町がこうだったら今みたいな味気ない世の中にはならなかったんじゃないかと思うね。
あと、年と共に神社仏閣等に感じるものが強くなっていくのって何だろうね?(笑)
なんだか良いなぁと思っちゃう。
Q2.
武骨夜に出演するまでの思いや、前回の思い出、今回の意気込み教えていただきたいです
A2.
怒髪天はハードコアパンクからのスタートだったので、こういう確固たる「意志」を持ったイベントに呼ばれるのは本当に嬉しい。
荒くれ共の一触即発みたいな緊張感のあるシーンはビリビリくるよね。
札幌時代や上京当時から仲の良いバンドとも久しぶりに共演出来たのも嬉しかった。
そしてそれらは今でも変わらず、否、昔よりもっと熱くカッコよくて最高だった。
Q3.
今回の武骨夜で楽しみにしている対バンについて
A3.
KiM
去年初めて観て我々メンバー、スタッフ共に背筋が伸びる思いだった。
楽曲、演奏、佇まい、その全てが「本気」でシビれる。
ロッキンオンジャパンフェスなんかに出てヘラヘラしてるクソバンドに強制的に観せたいね。教育の一環として(笑)
Q4.
バンドマンとミュージシャンの違いについて
A4.
一般的な概念でいうと、芸術家と言う大枠の中に絵描きが内包されているみたいに、ミュージシャンと言う大枠の中にバンドマンがいる。
ただ、ニュアンスとして語るのであれば、音楽をやりたくて始めたのがミュージシャンで、感情を爆発させたくて始めたのがバンドマンみたいな感覚はあるよね。技術の前にパッションみたいな。
Q5.
ライブをする上で個人的なルーツや影響を受けたバンドを教えてください
A5.
日本で言えばアナーキー、スターリン、RCサクセション、泉谷さんあたりがルーツかな。やっぱり泥くさくてダサくて熱いギミック無しのストロングスタイルのジャパニーズロックが好きだね。
Q6.
最近気になっている若手(後輩)バンドはいますか?
A6.
GEZAN、突然少年、踊ってばかりの国
ちゃんと狂っている。
若き狂気は美しくて感動する。
Q7.
ライブをする上で一番大切にしていることを教えてください
A7.
1対何百、何千ではなく、常にライブは1対1でお客さんと向き合って剥き出しの感情を手渡すこと。
演奏の出来不出来よりしっかり手渡せたかが一番重要。
Q8.
札幌時代のライブハウスで一番辛かったことがあれば教えてください
A8.
うーむ…無い!かな(笑)
だって、ひたすら感情の赴くままに爆発して暴れまくるだけで、集客とか無くても全く気にならなかったし、大体にしてプロになってコレで食いたいとか有名になりたいとか全く考えてなかったからね。ただただ世の中引っ掻きまわして嫌がらせしたかっただけだもんね(笑)
ARTIST INFORMATION
武骨夜特設ページ
2020.8/21.22「武骨夜」@KYOTO MUSE HALL 一般発売開始