早くも大好評のEX-Cのnewミニアルバム “STILL” の発売にあたり、バンドにゆかりのある界隈のキーマンたちにアルバムレビューを敢行!よくありがちな、借り物の言葉のような一言コメントなんかじゃ愛が伝わりきらない、ということで少し長めのテキストを依頼。
ラストとなる第6弾はBEYOND HATE, 浜松G-SIDEのGASHI、そして九狼吽, 名古屋RED DRAGON, HELLS ANGELS MC NOMADS JAPANのMUNE81MOHAWKという2名によるレビューをご紹介!ぜひ第5弾までの先行レビューと合わせてお読みいただき、音源を手にとっていただきたい。
■BEYOND HATE, 浜松G-SIDE:GASHI
BEYOND HATE ギター GASHI
いや〜やってくれましたね、EX-C!
俺がこーゆー曲作りたいなーって感じの曲とかあってだいぶやりにくくなっちゃいましたよ!笑
まず1曲目、MIDNIGHT THINKINGはもうあれだよね、大阪のマッドボールかって位のダンシングソングだね、ズクズチャーズクズチャーからの全力コーラス、そしてデレデレっデレデレっのとこめちゃかっこいいし、ためミドルで!
あと、僕が、1番キちゃったのが、4曲目のLIVING DEAD HARDCOREね!!
みんな好きな曲いろいろ、バラバラだろうけど、僕はこれだね!
あ〜、ってテレテレテーつって!からの哀愁ミドル!
たまらん!
やってくれたわ、かっこいい!
いや、悔しいに近いねもはや!
悪いけど他の曲も勿論かっこいいけど、こればっかきいてしまう!!
次回作でパクる可能性ありかな、レーベル一緒だし問題ないですよね社長〜?!泣笑
まだこれからツアーも残ってるし、またその後も一緒にやるのも、楽しみで仕方ない!
このCD買わなくても損はしないだろうけど、買ったら得する一枚だね!!
さて、あっしもこれを参考に曲作りに取り掛かりますのでこれにて失礼!
週末は爆音と酒にささげろ!
Gashi でした!
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■九狼吽, RED DRAGON, HELLS ANGELS MC NOMADS JAPAN:MUNE81MOHAWK
EX-Cの新作レビュー書いてください。。。簡単に言われて。。。簡単に承諾したけれど。。
無学な俺には難題だよ。。グズグズ何週間も粘ってたら
「今回は間に合いそうにないからもう書かなくてOKですヨ~」って そんなメールを期待してたけど
結果、水田君からは丁寧に追い詰められた 笑
EX-C 初めて観たのは東京でのイベント EX-C観た後で自分のバンド(九狼吽)出番中に「EX-Cカッコ良かったな~」みたいな事を俺が言った
そもそもMCで面識の殆ど無いバンドなのに言ってしまう それくらい その日の彼らはカッコ良かった!それって凄いよね!?
さて新作【STILL】のレビューなんだけど。。
まずレビューってなんだ!? レビューって何語だろ!?
■英語:review
一度決められた物事を、改めて調査したり検討したりすること。現在は、批評や評論という意味合いで使用されることが多い。
また、商品や作品などについて、評価を付けたり感想を述べたりすることを「レビューする」と表現する。■三省堂 大辞林 第三版
との事だ。
評価しろ!?感想書け!?って事だね
作品全体に言えるんだけど EX-Cの魅力は!!
スタンダードとオリジナリティーのバランスの良さ!&踊れる曲!!
って俺は思います。
楽器出来ない俺は、ギターがエッジが利いてるね~とか バスドラの鳴りがあーだとか ベースは~とか何も書けないんです。
解らないまま この歳までバンドやってしまいました。
アートワークも良いです。古いアメリカンタトゥーのフラッシュみたいだけど。。俺達は違うぜ!って事です。。きっと
買ってアートワークも見て下さい。
ってか こんな感じで誉めてるんだから察して聴いて下さい!!
聴けば解るし 観ればもっと解る! 聴いてから観たらもっともっとだ!
まずはライブハウスへ観に行こう! もしくは CD屋さんへ買いに行こう!
もしくはFRONT OF UNIONのHPから買ってみよう!!!
EX-C【STILL】とても良い作品です。お勧めです!
レビュー これからは受付けません!!笑
九狼吽 MUNE81MOHAWK
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様々なアクションで全国的に求心力を高め続けているハードコア/パンクレーベル『FRONT OF UNION』の急先鋒として、さらには常に話題を振りまく大阪ハードコア『SMDcrew』の首領として、精力的にキープフレッシュかつバックトゥザルーツな活動を続けるEX-Cからニューミニアルバムが到着。前作の1st ALBUM『Dance in the Dark』でみられた、80~90’sのNYやBOSTONのメタリックでモッシーなハードコア、PUNK ROCKやOi~SKINHEDS、そしてオーセンティックなロックやメタルの要素などを抜群のセンスでキャッチーにまとめ上げた剛腕はそのままに、今作では(ドクターマーチンを履いての)フロアストンプ感や、一筋縄ではいかないギターのリフワーク、コーラスエフェクトのかかった音色のリード、さらにタフになったコーラスワークなど、ある種では古きよきNYHCの王道ともいえる質感をさらに分厚く盛り込んだ。
4曲目にはなんと、元オリックスバッファローズ4番の李大浩(イデホ)の応援歌フレーズをメインリフに据えるなど、大阪のバンドならではの遊び心や仕掛けもほどこされており、7曲というパッケージながら充分なボリュームを感じさせてくれる。MADBALLやBIOHAZARDといったNYの代表的なバンドはもちろん、DISTRICT 9、CROWN OF THORNZといった僅かに脇道へそれた玄人好みのバンド、さらにはBAD RELIGIONのような男臭いメロディックなパンクロックのバンドにも通じるような感触があり、進化と円熟味を同時に感じさせるオリジナリティ溢れる内容の仕上がりとなった。
バラエティに富んだ各曲はそれぞれにテーマがあり、仲間や日常、昨今ではSMDcrewのテーマにもなっている老害などに対して、追われるハードな日々の中で感じる葛藤や矛盾といった、誰しにも響くであろう普遍的で身近なトピックが並ぶ。ただ、前述した李大浩の件も単なるジョーク的な要素で入れているわけではなく、4番という立場でありながらチームバッティングに徹する彼の献身的なスタイルにリスペクトを込めた内容になっているなど、仲間を思いやる気持ちやウソ臭い付き合いを拒む姿勢、楽しくFUNでありながら締めるところは締めるといった、バンドのスタイルが歌詞の内容からも感じられる。ジャケットはEX-CのMVなども手掛ける、同じSMDcrewのDAIKI55が担当。大航海時代の地図や、宝探しに海賊、または西部劇といったイメージを想起させるような埃クサく渋いイメージに、EX-Cはもちろんのこと、クルーの人間や周りのバンドなどをモチーフにした様々なアートがしきつめられたブックレットも必見。自他ともに認める傑作がここに完成した。
1. MIDNIGHT THINKING
2. MADNESS
3. STILL
4. LIVING DEAD HARDCORE
5. RE:START
6. HECTIC
7. KILLING ME SOFTLY