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KLAXION 2nd album 「アヴァンギャルド」発売に伴い、KLAXION NAKAYAMA(Dr)による全曲解説&FRONT OF UNION代表でありKiMのボーカル江頭,昨年末に同レーベルより音源を発表したTHRHボーカルタジリテツヤによるレビューを掲載‼
NAKAYAMA(KLAXION Dr)
今回のアルバムは2作目という事である程度変化のある作品にしようと思い作っていきました。今のKLAXIONらしさを残しつつ新たなKLAXIONっぽさを出せたらいいなぁと全体のざっくりな雰囲気として1980年代から1990年ぐらいの日本のロックシーンなどに焦点をあてて曲作りをしていった感じです。その辺を気にして聞いていただけるとより楽しめるかなぁと思います。
1 BEAUTIFUL DREAMER
イントロです、ロックっぽさをもとにちょいと遊びを混ぜた感じです。
2 HEAVEN’S DOOR
ガレージっぽい感じの曲がほしくてまずギターのリードを考えてもらってそこから展開を作っていきました。イメージとしてはドライブの時に信号の無い広い道を60キロぐらいで走ってサングラスかけて肩でのれるくらいのイメージ(勝手な思い込み)で早すぎず遅すぎずぐらいの8ビートのテンポになってます。
3 火花
やっぱり早いテンポの曲もないとという事で今回1番早い曲です、多分全員キツいです笑
しかしそれだけではちょっと物足りなかったのでテンポチェンジを途中で入れながらやってみました。
4 蜻蛉
比較的早くから出来てた曲で、FOUオムニバスに入ってるGAIAという曲を出来て聞いていてミドルテンポのロックっぽい曲が別パターンでやりたくなって出来ました。
5 buster children
この曲はKLAXIONの1stデモ(当時は5人)に入ってた曲で実はKLAXIONになって初めて作った曲なんです、思い入れが強くて今の4人体制でリメイクしたら面白いかなぁと思ってやってみました。前に比べていい具合にROCK感が出てるかなと。
6 YOLO
そういえばギターとボーカルから入る曲ないやんという感じで出来ました、疾走感のあるビート感で自分達がイカ天に出てる思いでやってます。
7 メランコリック
4ビートの疾走感とKLAXIONでたまにするダブっぽい雰囲気のパートを混ぜた曲でメインのギターリフからこうなったら面白いかなぁと考えた結果こうなりました。
8 手負いの虎
とある先輩方のライブを見てこの雰囲気をKLAXIONでやったらどんな感じになるかなぁと思いやってみました。今回の新しいチャレンジの1つで今までにやった事のない雰囲気ですがKLAXIONっぽさは出せたかなと思います。
9 サンクチュアリ
このアルバムの中で1番のチャレンジ曲です、もともとメロディの強い曲に仕上げるつもりで作っていったんですが、よりビートっぽさや哀愁感を求めてなおかつKLAXIONに合いそうな所で仕上げたつもりです。今までバンドを続けてこれて今まであった事、今向かおうとしている事を改めて考えれるような歌詞、曲になってます。
10 PURPLE BRAIN
やっぱり締めはKLAXIONらしい曲という事で1番らしさは出てるかなと思います、最後の部分では祭りの締めなんかでよく見るようなはっぴ姿の漢達がその年の祭りの締めにみんなで手拍子しながら唄う雰囲気でこのアルバムの締めに
させていただきました。
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