■MIZUTAMAXX Profile

EX-C:guitar(front of union)
THE HAWKS:guitar(suns japan)
t.j.maxx:drum(1994〜20160220)
BOXED IN:bass(2001〜2007)
metho:bass(2011〜2013)
丸一屋(1966〜)

『自身の嗜好が歴史に変化を及ぼす因子に繋がるのは変態的』


連載第三節
killing me softly

どうも、
大変ご無沙汰しております。
mizutamaxxです。
かなり間が空いてしまいました…。

文章はね、
常に書いてるんですよ。
けどね、余りに音楽に関係ないコトだったり、ココには書けない様なコトだったりで…ワタシの携帯のメモ帳の中に眠っておりますw

言い訳はこのくらいにしまして、
早速ではありますが、
今回はコロナってからの、
ワレワレEX-Cのドタバタっぷりを少し近況報告させて頂こうかと。

まずは来週の告知から。

来たる令和三年五月二十二日。
世界的パンデミックの最中ではありますが、
難波BEARSにて、
ワレワレEX-C企画。
killing me softly vol.6
を開催させて頂きます。

当初はnodaysoff(京都)
のレコ発も含めて、
nervouslightofsunday(東京)
EX-C
のトリプルレコ発の予定でした。

が…
やむ無くnodaysoffは不参加に。
一時は開催も危ぶまれましたが、
急遽wrongstateが緊急参戦。

EX-C
nervouslightofsunday
gatesofhopeless
wrongstate
での開催と相成りました。

■nervous light of sunday『連鎖反応』
┗Apple Music
https://apple.co/3eS8jf3
┗Spotify
https://spoti.fi/3omjHCU

EX-Cにとっても少しレアな面々。
手の内知った相手とのライブも楽しいモンですが、こういう時のヒリヒリした感じもイイですねw
刺激的な1日にしたいなと思っとります。

そして、
ワレワレEX-Cは初のアナログでのリリース!
NEW 7inch を先行販売します。
ただ今手元に、レコード置いて書いてるのですが、やっぱ何度出してもイイもんですね。アナログは。
このレコードについての詳細は、
後日、別の形で告知させて頂きますが、軽く触れておきますね。

前作、
2019年にFOUからリリースした
CD -still-。

■各種サブスク配信
https://linkco.re/He6527V6
■FOU BASE
https://kyotofou.thebase.in/items/23031330

そこからのシングルカットで2曲。
未音源化の2曲の4曲入り。
ワタクシも公私ともにお世話になっている老舗レーベル、
念願でもあった、
RADICAL EASTからのリリースとなりました。

7inch は、
ライブ会場
FOUの通販
RADICAL EASTの通販
で購入出来ます。
限定生産のセットもあるので、
皆様何卒ヨロシクです。

■RADICAL EAST BASE 予約コンボセット
https://radicaleast.thebase.in/items/44312743
■RADICAL EAST BASE 通常盤
https://radicaleast.thebase.in/items/44312876
■FOU BASE(※5月下旬~特典付き予約受付開始)
https://kyotofou.thebase.in/


RADICAL EAST
皆様ご存知でしょうか?
少し古い話しましょかね?

MID90’s 大阪に、
laboratory records
という7inch レコード専門レーベルがありました。

ワタクシが過去に在籍していた、
t.j.maxxはココからデビュー盤をリリースしました。

tjmaxx 1st7ep “rulers of the dance floor” 1995

他には
現midnight resurrector のメンバーが在籍していたbrickbuttに、no side。
現在も活動を続ける、
scottish fold、dirty is god、等をリリース。

1997年
t.j.maxxが1st albumをリリースするタイミングで、新レーベルRADICAL EASTを立ち上げ、それを皮切りに、second to none、last one standing、tjmaxx、を中心に全国の猛者を数々リリース。

今や日本中に浸透したNYHC直系のシーンの確立に、多大な影響力があったとと言っても過言ではないでしょう。
特に1998年にリリースされた
VA”nothing but a hardway”
は、その点に置いて、
VA”fareast hardcore” (slam records)(1996年)と並び、
特筆すべき存在であります。

コチラはゆってぃのオマージュw
tjmaxx改めchico maxx ww
バンド名ジワるわw

現在も
nodaysoff、secondtonone、
等リリースされ続けております。

■RADICAL EAST BASE
https://radicaleast.thebase.in/

過去音源に、
興味のある方はdiscogsとか使って掘ってみて下さい。

余談。
最近、民間人初の
ソユーズ乗ってISS(国際宇宙ステーション)行く為に、
ロシアで本気の訓練中の、
yousuck元社長率いるswich styleも先ほどの「fareast hardcore」が初リリースですかねw
そら彼女付きではキツいすわw
こんなマジ宇宙飛行とは思ってなかったw
やっぱブッ飛んでますね。
シブすぎる。

てな感じで、
日本の、
USHC/NYHCの影響下に置かれるシーンの創成期のお話でした。
この辺の話は、またじっくり別の機会があればやりたいすね。
需要あるならねw


では少し時間を戻します。

今この時に、
ハードコアバンド/パンクバンドが、
ライブすべきか否か????

昨年2020にはいくつかのライブハウスでクラスターが発生。
一時はライブハウスが標的とされ、かなりの数の箱とバンドが活動の停止を余儀なくされました。
それ以降に起こる、
活動を続けるバンドと止まるバンド、
それに伴う分断や互いの非難。
やむ無く廃業したライブハウス。
不幸なコトです。
が、彼方此方で論争は巻き起こり、
未だ議論は尽きません。
状況は刻一刻と変わり続けている訳ですから。

バンド、ライブハウス、リスナー。それらと暮らしを共にする家族と、取り巻く環境。
皆それぞれに違いがあり、
一概に是か非か、ハッキリとは断言出来ない。その時々で判断せざるを得ない場合も多々あるコトでしょう。

1つ思うコトは、
動くも止まるも、何が正しいかなんて、誰にもわからないってコトですかね。
どんなコトでもそうですけど、
右か左か白か黒か?二極化してしまう風潮が好きじゃないですね。

ワレワレEX-Cはと言うと、
停止/休止という選択肢は、
考えられませんでした。
いや、考えはしましたw
ですが、
ヤレる場所がまだあるなら、
極力演ろうと。

コレはワタクシ個人の考えですが、
いつ収まるかもわからない、
どんなウィルスかもわからない、
どんなワクチンかもわからない、
どんな政策で対応するかもわからない、
そんなもんの為に、
残り僅かなw音楽人生を無駄にしたくないのです。
コロナ以前から、常に考えていました。
一体あと何回ステージに立てるやろう?
あと何枚音源をリリース出来るやろう?
あと何曲書けるやろう?

これはワタクシ個人のエゴかもしれません。
けど、音楽を続ける為に色んなモン犠牲にし、家族に理解を求め、周囲に迷惑掛けながら、30年近くもやって来た生き方を今更変えたくない。
ただやり続けたいというエゴであったとしても…。

ですが、去年の3月、
edge of spirit企画@pangeaを最後に(コレも予定通りのメンツは揃わず、演れる人達の協力によりなんとか開催)、
予定していたライブは延期や中止が相次ぎました。

でワレワレはどう動くべきか?
何すればオモロいか?
何が出来るか?

vo.UM8は、自身が代表の SMDcrewと共に、support your local livehouse というプロジェクトを立ち上げ、行政からの給付金や協力金がまだ不透明だった時期に、各ライブハウスの維持に少しでも足しになるよう、尽力しました。

EX-Cは、support your localをタイトルに掲げた新曲をサブスクとyoutubeでMVを発表。

■『SUPPORT YOUR LOCAL』各種サブスク配信
https://linkco.re/6bm8QCC

そして、
自主企画
killing me softly
をもっと頻繁に催すコトにした訳です。ライブがないなら、自分らで組もうと。

初回 vol.1
2018年10/20。
vol.2は、
2019年。
と、ボチボチやっておりました。

2020年10月vol.3
難波BEARSに場所を移し、パンデミック中でもやっていける形を模索しました。
先ずはFOUバンド中心に。
お陰様で満員御礼!

そして、2021年1月、vol.4
予定してたメンツが揃わず…
延期にしようとなったのですが、
PALM vo.toshiとfive no risk vo.テッペイに煽られてw 急遽PALM/EX-Cの2マンライブとなりました。コレはvol.3.5としときましょか。

3月 vol.5
runnerレコ発でした。
コチラも満員御礼!有難いコトです。

■RUNNER『THE ELEMENTS』
https://runner-jpn.bandcamp.com/album/the-elements

先程書いた、
5月 vol.6

お次は
7月、延期になった
vol.4です。

その後も続けて行くつもりですので、皆様ヨロシクお願いします!

大袈裟かもですが、
コレを読んでいる方々とワタシも含めて、
リスナーも演者もライブハウスもレーベルも、皆が、
この世界中で脈々と受け継がれ、
進化/変化し続ける、
punk/hardcoreという音楽/文化の歴史の、
一時代の目撃者であり、当事者でもあるというコト。
ワレワレの現在の行動と選択が、今後の歴史を左右するのだと。
そう思うと選ぶ一枚の音源、一本のライブをさらに楽しめるというモノですw
自身の嗜好が歴史に変化を及ぼす因子に繋がるとか変態的ですねw
そんな感じで、この感染症と向き合って行こうと思っております。

では
締まりないですが文章になってしまいましたが、また次回。

それでは、
お叱りのお便りお待ちしております。

mizutamaxx

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