『ずっと同じ所に留まっていると濁ってくる。同じ所をぐるぐる回ってるだけ、繰り返しだけではつまらないから』
昭司:えがちゃんとは、結構会ってんだよなぁ。こうやってゆっくり話すのは久しぶりだけど。色々ありがとうございます、乾杯(笑)
江頭:こちらこそお世話になってます(照笑) 今週(10/29)は岡山でライブですよね?
昭司:そうだね。CRIKEY CREWとの2マン。3年ぶり位かな。
江頭:その日、僕らは神戸で九狼吽(クラウン)とスプリットのレコ発なんですよ。トッチって言う彫り師がイベント組んでくれて、FIVE NO RISK,EX-C(同レーベルバンド)も一緒ですし、地元のバンド出ます。
昭司:俺らは岡山、京都とレコ発2マンでのライブが続くね。
江頭:贅沢なツアーしてますね(笑) 2マンどれぐらい演ります?鐵槌は長丁場は問題無くライブしますもんね。
昭司:1時間は演るでしょ。2マンじゃなくても、40分以上は絶対やるかな。
江頭:僕らも、40分ぐらいのセットは増えてきてるんですけど、50分とか1時間のセット組んで演る時は、ゆっくりやってるつもりでも時間巻いちゃうんですよね(笑)MCは昭司さんより、確実に僕の方が多く挿んでる筈なんですけど(笑)
昭司:KiMはスプリットのツアーは、どこまで決まってるの?
江頭:ツアーファイナルまで決まってますね!来年4月がツアーファイナルです。全部で15本になるのかな。
昭司:相変わらず演りますねぇー
江頭:鐵槌も今回のアルバムツアー 東京、滋賀、大阪、長野、岡山、京都、後は何処が決まってるんですか?
昭司:札幌、浜松、他も増えるかな。浜松は来年2月だね!
江頭:浜松はBEYOND HATEですか?
昭司:そうだね。BEYOND HATEとZONEとの3マン。
江頭:俺らも年末浜松でKiM,九狼吽,BEYOND HATEの3マンです。
昭司:ライブをより深く愉しむには、それぐらいのバンド数の方が、丁度いいかもね。
江頭:一曲一曲もですし、曲順の流れなんかも愉しめますしね。今回の鐵槌のアルバム「士」(さぶらい)もホームランバッター級の曲が揃ってますもんね!足掛け何年ぐらい掛かったんですか?
昭司:2年ぐらいかなぁ。製作始め当初は、歌詞が中々書き上がらなかったから。頑張りました(苦笑)
江頭:コレ君(鐵槌 Gu)からも、曲の仕上がりスピードは上がってきてるんだけど、昭司さん大丈夫かなって言ってましたしね(笑)
昭司:スロースターターなもんで(笑) コレ(鐵槌 Gu)がバラエティーに富んだ曲を創ってくるんで、同じアプローチじゃあ面白くねぇーなぁと思考廻らせる訳よ。
江頭:歌詞の振り幅もですし、歌い回しや間の取り方、色んなアプローチされてますよね。
昭司:お客さんの期待に応えるって事だけより、裏切る方が愉しめるんだよね。
江頭:(良い意味で)音源でも裏切られましたけど、レコ発初日のライブでは、あの曲のあのパートはどう再現するんやろうって部分が、一番裏切られましたね!良い意味で(笑)
昭司:それがライブの面白くて愉しめる要素でもある訳だし。先ずはアルバムを聴いてもらわないと。でも今ってホントにCD売れない状況だし、FOU(フロントオブユニオン)は配信やらないって言ってたけど、バンド個別はやってるよね。
江頭:バンド個々でやるのは別に問題ないんで。配信って取り分も少ない訳ですし、レーベルとしてライブバンドが多いので「物」としても、手元に無い状況になるのはマイナスな部分が多い訳ですし。
昭司:今の流れだと、CD自体がお客さんのツールとして機能しなくなってきてる訳だし、配信してバイナル(レコード)を売るって形になるんじゃあないのかな。
江頭:世の中は、そういう方向に向かってますよね。僕は最後まで意地見せたろうと思ってますけど(苦笑)
昭司:そこの意地は無くていいんじゃないの(笑)
江頭:二十歳ぐらいなら、すぐモデルチェンジしたと思うんですけど、これからの方がバンドを続けられる時間は少なくなる訳ですし、ツアー先での物販で売るって形になると製作費含め、やはりCDなんですよね。
昭司:確かにね!でもその内にCDも無くなるじゃん。
江頭:そうなんですよ(苦笑) 邪魔くさい時代の変換期に巻き込まれてますわ。
昭司:俺なんて散々巻き込まれてるわ!MDなんて使わない間に無くなってたから。
一同笑