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現状禍の中、ライブ活動全開の大阪3バントより届いたレビュー!!
THE DISASTER POINTS(Okise Yasumasa),
waterweed(Tomohiro Ohga)
FIVE NO RISK(鉄平)


擦れてて熱くてヤレててクール、北九州の街のイメージをそのまま具現化したようなバンド、KLAXION。
待望の2nd Album”アヴァンギャルド”がついにリリース。
バンドマンの特権を乱用し一足先に聴かせてもらうことに成功。

KLAXIONってどんなバンド?と聞かれたらいつも「とんでもなくエロいバンド」と答えています。
今作もKLAXIONのエロさを真空パックした大名盤になっております。

どうしようもないブルースを食らい、暗い部屋で引きこもりたくなったところでヤンチャ過ぎるギターリフ&かっとぶビートの暴力。
そしてそれに乗っかる超やさぐれボーカル。胸ぐら掴まれ強制外出。どないせえっちゅうねん。
最高のロックンロールであります。

北九州という街があり、その街を音にしたのがKLAXION。
嫉妬するほどセクシーです。

Yasumasa Okise(THE DISASTER POINTS)


KLAXIONは最高にクール、そして火傷しそうな程に熱い。
そして泥臭いのにセクシー。
理想的なバランス。
ずっと大好きなバンドです。

新譜 “アヴァンギャルド” を一足先に聴かせて頂き、刺激を受け過ぎて気付いたら感想文よりも先に曲を書いてました。

マジで漫画読んでる場合じゃねぇわ。

Tomohiro Ohga (waterweed)


いきなりノスタルジックな物語の幕開けに私の心が幼児返りしてしまったではないか。
兎追いしかの山〜などと思い耽っていると
いきなり爆発ガレージハードコア。
おい、チミ達!
どこまで私の情緒を揺さぶるつもりなのだ。
でもマナブのミドルレンジガツーンなギターはセクシーで最高。
バンド対抗花いちもんめがあったら1番にあの子が欲しいって言っちゃうよネ。
ヒビ割れまくりのメガネを纏い私のアソコもかき鳴らして!!

スカし切れないブラウンの歌詞は浮ついてるようでしっかり大地に足をつけ、舌足らずなそのボーカルスタイルは不器用なrolling daysに拍車をかける。

何気にテクニカルなアツシのベースは全編程よくブリっと歪んでいてこの絶妙な音作りこそ、様々な曲調でも絶対崩れる事のない強固な屋台骨となっているのだ。

そして拘り抜いたであろうドラムサウンド。
ピッコロスネアならではのハイ上がりな中山のビートは全てを包括し、あらゆる場面で肝となる。え?カタギの方?いやいやご冗談を!!
そんな風貌からは想像もつかないキメ細やかさ。
まるでエンジニアに銃口を向けたままレコーディングを進めてた??ってぐらいの緊張感。

曲レビュー全てを書くと、一冊のKLAXION
解体新書となってしまいそうなので割愛しますが、どの曲どの場面を切り取ってもKLAXION。
前述の通り、
様々な雰囲気の中にあっても
彼らの「節」が嫌味なくブレることなく鎮座している。
これね、出来そうで出来ないんすよ。
如何にこのバンドがビルドアップされてるかって事を改めて思い知ったすね。
ラスト曲PURPLE BRAINのコーラスでは
「通りゃんせ 通りゃんせ」
とわらべ歌を大胆にフィーチャー。
私の心をまた幼児返りさせて物語のエンディングにするなんて、、。
どこか懐かしい「和」のエッセンスが漂い続けて、ほんまニクい奴らです。

数あるF.O.Uリリース群の中でもこのアルバムは間違い無く名盤に分類される事必至です。
どこまでも晴天の似合わない、曇り空割って降り注ぐ一筋の光のようなガレージハードコアロックンロールバンドKLAXION。
今こそ哀愁と前進の狭間で震える「アヴァンギャルド」
を聴く時ではないかい?

鉄平(FIVE NO RISK)


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