■profile

EX-C:guitar(front of union)
THE HAWKS:guitar(suns japan)
t.j.maxx:drum(1994〜20160220)
BOXED IN:bass(2001〜2007)
metho:bass(2011〜2013)
丸一屋(1966〜)

『moshpitのそんな瞬間を美しいとすら感じる』


連載第二節
killing me softly vol.3を終えて。

先日、9月19日
大阪難波BEARSにて、
ワレワレEX-C企画を興行させてもらいました。

少し時間が経ってしまいましたが、
反省文(ウソ)を投稿させてもらいます。
これを持ってイベントの総括とさせて頂きますw

当初、
自身のSNSアカウントで書くつもりでいたのですが…
エガ レーベル社長 兼 夜吉オーナー 兼 KiM vo.に『早よ次のん書けや』

って突っつかれたのもアリ。
ちょっとSNSで書くには長過ぎってのもアリ。
ライブに来てくれたお客さんが、
1番読んでくれそうなんは、
この場所(FOU terminal)かなぁとかもアリ……

ハイ。てな訳で、
未だ冷め切らない余韻をオカズにしたワタクシの自慰行為に、少しの間お付き合いください。

最近オ○ニー見てもらいたい願望がスゴくて………
なんかテッペイ(FIVE NO RISK)みたいでイヤなんで、そーゆーのはこの辺にしときます。失礼しました。

まずは
お客さん。沢山のご来場深く感謝!
今回、キワッキワのラインで人数制限かけさせてもらいました。
そこまで到達せーへんやろなぁって予測してました。
大きく予想を上回りました。
嬉し過ぎる誤算でした。
2日前には、なんとソールドアウト。

嬉ションです。
ゆえに、当日券はナシとなってしまいました。
駆込み予約と、当日券の問合せが多数あったのですが、チケット買えなかった方達には深くコウベを垂れます。
懲りずにまたお願いします。

さて
箱がオープンして、スタートするまでの時間。
普段なら、
『今日、お客さん来てくれるかなぁ…』の、不安でドキドキタイムを過ごさなければならないのだが…

そう。
本日はソールドアウトw

そんな時間を悠然と前進し、気持ち良〜い緊張感で包まれていると…
エガ社長がこっちに来て言うんですよ。ワッルい顔して。
『ミズタ君。チケット取置き予約のみの時は、どうしてもある程度はキャンセルでますよー。』
ってね。
ワタクシの至福の時間に水を差す訳ですね。ワザワザね。嫌な性格してますねw 世の社長って皆あんなんなんですかね?w

けどね、
蓋開けたら、
ほとんどキャンセル出る事なく、皆さん気合い入れて遊びに来てくれました。それが嬉しくてねぇ。
皆メチャメチャ満喫した顔で帰って行った様に見えましたよ。
けどね、ワタクシが1番満喫しました。間違いなくw

703嬢も言うてたけど、
遊び方をよく解ってるお客さんばっかりやったなと感心しました。

703嬢
(難波BEARS PA / discover gu / no country gu / 元 sheluvit gu / 元 last one standing gu)

あの殺伐としたmoshpitの中やその周辺が、笑ってるヤツらで一杯やったり、
ぶつかったらヤバい場所を互いにガードしたり、
女性も多かったけど、怪我人なんか全くいなかったし、大いに楽しんでもらえたんじゃないかな。

お客さん、みんな遊び方がスマートやったわ。
カッコ良かったですよ。

一見
かなり無秩序で、危険な空間に感じるんやけど、実はかなり高い無意識下での共通認識の中で保たれてる秩序が存在してるんよねぇ。
この場所に関係ない誰かが決めて指図したルールとかガイドラインとかではなく、
明確な取決めも線引きもない、
最低限の暗黙の禁止事項的なモノの存在は否めんとしても、統率する者も無しで、
とことんギリギリのバランスで保ち研ぎ澄ました様な…
会場の一体感というよりは、
凶暴な爆音とリズムに皆が共鳴しているかの様な…

moshpitのそんな瞬間を美しいとすら感じました(アホです)

きっと皆、自由を感じてるのね。

これ、
youth culture / counter culture とかいうより、
もうれっきとした文化かもね。
HCって。
例えマイノリティであろうとも。

ハードコアが誕生してすでに40年、一度もたち消えることなく世界中で受け継がれ、時代の流れとともに、まるで必然かの様に、そして貪欲に、
進化/変化/交流/交配/回帰/創造/破壊し続けて、様々なスタイルを構築し、幾度となくムーブメントを起こす。
そしてまた創造(想像)しては破壊(破戒)する。
それは、
物理的な部分や音楽性だけに留まらず、HCという文化?そのモノの、意義や本質や定義をもすら変化させ続けている様にも感じます。

HARDCORE。
これぞ本来の意味での
究極のミクスチャーミュージック‼️
(過去のヒロヨシさん語録より抜粋)
なのではないでしょうか?

ヒロヨシさん
(second to none gu / FEDC / 元 timebomb records)

その内の30年以上に渡り、
ワタクシ自身がHCの歴史の一部をリアルタイムで体感し/携わり/表現者であり続けるコトが出来てるのって、ホンマ恵まれ過ぎですわ。
バチ当たるんちゃうやろか?
墓参り行こ。
バチ当てんといてーいうて。

自分も含めてね、
演ってる者も聴いてる者も踊ってる者も観てる者も充満した爆音や熱気も、その空間に存在する全てが、
己の美学やルールに則り/信じ/主張し合う。
時にはぶつかり、時には助け、時には深く共感/共鳴する、
誰に支配/指図されるコトもなく。

ごくごく小さなコミュニティとはいえ、これぞワタクシの思う人間社会の理想的縮図に近しいのではないのか??w
…とか、しょーもないコトを考えながら、終始ニヤニヤしてライブ観てましたw
そして同じく終始ニヤニヤしながら、どつき合いしてる皆を観て、
どうかしてるなと思いましたw

んで、
出演者の皆さん。
おつでした。
モチロン大感謝。
FIVE NO RISK
KiM
(ココだけの話、i だけ小文字で書かんとエガ社長ウルサイねんけど、いっつもバリ面倒くさいねん)
BEYOND HATE
B SIDE APPROACH

どのバンドもワガの独自の空気でゴリ押すハードコアなライブでサイコーでしたね。

そしてワレワレ。
EX-C

大変気持ち良くグルーヴ奏でれたかなーと思います。
外音も、集客的には音が吸われて、こもってしまいがちな環境だったのですが…ワレワレ的にはナイスバランスの良い出音を聴いて貰えたんじゃあないかと、後日動画や感想を聞いて確認しました。
PAの703嬢 ありがとね。
演奏してて気持ち良かったですよ。
なんか久々に自主企画のトリをバッチリ締めれたんじゃあないかとw

ラストの曲でのワタクシのオチは…まぁ、あのくらいで勘弁して下さいw
50肩なもんで。

ドンちゃんの振り下ろしの拳…顔面に喰らい流血しましたわ 涙

ドンちゃん
(ショーヤ。B SIDE APPROACH vo.で、EX-Cのラストナンバーでもゲストvoやってくれてる、凶暴な仔熊みたいな人。PITで見かけた時は避けて下さいねw)
(ニックネームである『ドンちゃん』はスロットのドンちゃんシリーズからの由来)

そして
難波BEARS & 703嬢。

素行も行儀も悪いオッさん一杯連れてきて申し訳ないw
そんな面倒くさいのん相手に、
嫌な顔1つ出さず、プロフェッショナルで無駄のない連携を見せるBEARSスタッフの皆様。

この企画の担当から、当日のPAから、告知から、何から何まで、
細かな配慮と絶妙な舵取りでビシっと現場を仕切り、
尚且つワタクシのわがままを厳しく牽制しつつも、時に優しく受け入れてくれる。懐の深さを持ち合わせる。
この日の裏MVP!703嬢。
時折見せる微弱なツンデレ感がちょっと恐くて中毒性がありますw

ベアーズ総勢3名で猛者相手に捌き切る技量にフルリスペクト!

ベアーズへ初めて行ったのは、多分30年前。1990年。
確か、
ヘルレイザー / griffin / nightmare / dance macabra
そんなメンツちゃうかったかなぁ…いや、ちょっと自信ないw
全然間違ってたらスンマセン。

そしてベアーズ初舞台は
1994.12.18
t.j.maxx デビュー2本目のライブ。
w / QUICK SAND(from NYC)/ DRIVE BY PRESS(second to noneの前身バンド)でした。
奇しくもワタクシ22歳の誕生日でしたw
どうでもエエか。

そして、ベアーズ2本目は、
1995.02.02
t.j.maxxとbrickbutt etcでした。

このbrickbuttのvo.KID(現 midnight resurrector)は、HARDCOREだけでなく、広範囲に音楽に精通し、特にHIPHOPに関しては類稀なセンスの持ち主で、
先日リリースされた、FIVE NO RISKのnew album STICKS AGEにて、イカツイRAPをカマしております。checkヨロ。

KID氏
(midnight resurrector / 元 brickbutt)

BEARSとは、今まで演ったり離れたりしたけど、
久々演ってもホーム感をヒシヒシと感じながら演奏出来ましたw
メンツのせいもあるかもやけど、
マジで居心地良かった~

コレからもヨロシク!
support your local livehouse !!!!


最後に
少し苦言?を。
何処で誰が、どう遊ぼうとモチロン其々の自由で勝手で、口出しする気なんて、毛頭ないんやけどね、
苦言て言うより、ただの願望やな。

今回FOUから4バンド、
その中のFIVE NO RISKのテッペイがやってるレーベル(over thirty kids)からリリースの1バンド。

まあ、
かなりFOU色が強かったんやけどね。
純度の高ーいピュアNYHC好きの方々にももっと来て観てもらいたかったなと。
FOU全体のイメージを取っつきにくく感じるのは、まあ理解出来る。
自分も若かったらそうやったと思う。ある意味致し方ない。
やっぱね、
FOUの強み(ここの説明は今は割愛)ってヤツにも、存分にいつも恩恵受けてるんやけどさ、少なくともEX-Cにとっては、やり方次第で武器にも足枷にもなりうるっちゅー話やね。

だからね、
その良し悪しも損得も好き嫌いも抜きにして、
もうちょっとだけ、シーンやお客さんが混ざれへんかなぁって思ってますねん。
別にバチバチなってもオモロいし、
すでに少なからず居てる両方行き来する人達も、もっと増えてもオモロいし、なんやったらワタクシ自身の手で、引っ掻き回したろかw とすら思ってますw
面倒くさいバンドやと敬遠されても、もうエエわw いや…すでに煙たがられてるか…

ハイ。
てな訳で、
個人的な思いの丈をぶっ放させてもらいました。
ゴーマンかまし……やめとこ。叩かれるわ。

2020.09.19
at 難波BEARS 
extraclaim presents
killing me softly vol.3
皆様有難うございました。
イイ夜でした。

お次は
killing me softly vol.4
2020.01.30(SAT)
at 難波BEARS
EX-C
NUMB
PALM
DIEDRO LOS DIABLOS
です!皆様お早めにご予約下さいね。

次回は全く音楽に関係ない話でもしましょかね?
ご清覧ありがとうございました。
では、お叱りのお便りお待ちしております。

MIZUTAMAXX

写真提供:lacoske


ARTIST INFORMATION

EX-C

■EX-C ライブ予定

2020.10.25(SUN)at 心斎橋 HOKAGE

2020.11.22(SUN)at 名古屋 RED DRAGON

2020.11.28(SAT)at 心斎橋 HOKAGE

2021.01.30(SAT)at 難波 BEARS

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